PDバルブ組込概要
ZZR250は外装がフルカウルで一見走り屋さんが乗るバイクの様に
見えるのですが、基本的にツーリングを主としたバイクだと小生は
感じています。
普段町乗りなどでは不満が無いし高速道路80㎞/h
位で走行していますと直進安定性は比較的良く山間部などいわゆる
峠などまったり走行する分には実に快適です。
ですが、高速道路などで車線変更時になんか棒が一本付いて
いるような感じで、どっこいしょと言った感じです。
峠などでコーナーなど少し楽しむ分では、さほど気に成ら無い
ですが、コーナースピードが増すにつれて益々曲りにくく
癖が有り一定以上バンクさせますと一気にバンクして行く
様に感じます。
そこで下記のような事を試ました。
1.フォーク内いにワッシャーを噛ませプリロード調整
結果マーそこそこに体重に有ったプリロードになります。
が、ただ固いだけでよく跳ねます。
2.同上 オイルの各種変更
結果 減退厚等に限界が毎回調整できません。
3.フロントを下げる
結果 確かに曲りやすくはなりますが、下げすぎますと
セルフステアーがきつくなりますし、ハードブレーキング時に
粗忽になります。ストローク不足でしょうかね。
上記色々行いましたがやはりフィーリング的に妥協出来るに
至りませんでした。
前回はRrアブソーバー強化によりだいぶ自分好みに近づいて
来ましたが、そうなりますとやはりフロントが軟弱な為
今回、PDバルブなる物を組込まして、強化致しました。
今回購入し組込ました YSS:PDバルブ です
外径:31.0mm バルブサイズ:310
まずはフロントフォーク全分解し各加工です。
全分解後 加工する物です。
穴開けはメーカー資料により実施しました。
だいたいこんなもんかなー 小生の場合かなりアバウトです。
PDバルブ組込により上部スペーサー管PDバルブの厚さ分を
カットします。
PDバルブ組込試走後に微調整します。取り出し方法ですが
マグネットで取り出しです。
微調整する際はハンドル等を取り外して上記のように抜出
微調整しています。
インプレッション
最初は送られてきたままに組込ました。んー何かが違うと言う
のが第一印象です。一般道などで凹凸の有る所などでは、実に
良い動きでショックを優しく吸収してくれます。又コーナー手前で
ハードブレーキングした場合にノーズダンプが少なく実に
しなやかな感じてす。
再度微調整し全般的にかなり乗りやすくなり冒頭概要で説明しました
内容が粗改善され粘りと腰が有るフロントとなりました。
上記については素人組込の為、
整備及びカスタムについては自己責任で願います。