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Vストローム250

超初心者必見・初歩の初歩・誰でも出来るバイクチェーン清掃

前書き

チェーン駆動のバイクに乗っていますとある程度定期的にチェーンのメンテナンスが必要になりますよね。

でもね、バイク等の整備が有る程度出来る人なら良いのですが、バイク乗り初めの初心者がいきなり清掃するのも敷居が高いような気もしますが、一度行えば清掃回数が増す毎に自分なりの清掃方法手順がきっと見つかますよ。

そんな貴方のヒントになれば幸いです

チェーンのメンテナンスって何?

  1. チェーンの清掃
  2. チェーンの張り調整
  3. チェーンの給油
  4. チェーンの取替
  5. その他etc

その他にも色々有りますが、今回はチェーンの清掃方法について解説して行きますね。

チェーンの種類
一般的には大まかに2種類ありまして下記の通りです。

  • シールチェーン
    ピン・ブッシュの間に耐摩耗性を高める為、専用グリスを塗り、ゴム製硬質ビニール等のシールリングで留めたもの言います。
    利点として専用グリスの効果を長期間持続や衝撃&チェーンの引っ張りに対する耐性向上が上げられます。
  • ノンシールチェーン
    シールリングやグリスを用いず、チェーンそのものに専用オイル・グリスをさすことで耐摩耗性を持たせたチェーンをの事です。

近年のバイクではシールチェーン標準装備が多いようです。
詳しくはチェーンメーカーのWEBページを:検索して参照下さいね。
チェーンメーカー EKチェーン(江沼チェーン)・DID・その他etc

チェーン清掃時期

 清掃時期は人によって違いマチマチですが、見た目ではグリスが黒色になり汚く感じた時や手感触でチェーンローラーを回してみて回りにくくなった時などです。
理想を言えば給油2~3回に一度の清掃が宜しいかと。

ま・オイラの清掃時期としては3~6回給油後に清掃し走行距離にしまして約3000~5000㎞位で行っています。

給油時期

走行距離にして約500㎞前後位毎に給油。
そして特に注意してほしいのが雨天走行後はチェーンオイル(グリス・ルブ)が流れ落ちますので、走行後すぐに必ず給油を行いましょう。これを放置しますと、チェーンローラーの隙間などに入り込み錆の原因となりローラーが回らない事も有りは必ずメンテナンスを行いましょう。

尚、道路状況で砂塵(埃)が多い走行・紫外線や雨・冬時期になりますと凍結防止剤などが付着し、特に錆びやすくなりますのですぐに、水洗い等を行い洗い流しましょう。バイク全体ではメッキされている所が錆びやすいので注意下さいね。

チェーン張り調整

バイクを乗っていますと、チェーンが気づかないペースで徐々に少しづつ伸びてアクセルレスポンスが悪くなってオンオフで違和感が出てきますので点検整備調整が必要ですね。

チェーン張りを整備調整した直後はアクセルのオンオフで体感できるので、整備て良かったなぁなんて感じますよ。

バイクチェーンの「たるみ」具合は一般的には20~30㎜位ですが、40㎜以上になりまと、アクセルの開度反応が鈍く感じたり、伸びすぎたチェーンになりますと、サスペンションと干渉する事も有り、早めの調整が必要ですね。

チェーンの調整時期ですが、理想を言いますと1000~2000㎞毎に点検し伸びている場合は、調整しついでに清掃も行いましょう。

チェーンの取替時期

チェーンの取替時期は走行距離や走行環境によって違いますが、一般的には約15000~20000㎞だと言われていますが、チェーンメンテを行っている時に状況を確認し分からない場合はショップなどに相談するのが宜しいかと。

清掃準備(清掃用品)

清掃用品1

清掃用品
1.ウエス
2.チェーンクリーナー・洗浄液(スプレー)等
3.各種ブラシ
4.ゴム手袋
5.養生用品(段ボール・ビニールシート等)
汚れウエス等処分用袋
6.灯油
7.メンテナンススタンド(センタースタンドが無い場合)
8.その他etc

ま・この他色々有りますが臨機応変に!

清掃場所

1.平坦で地盤がしっかりしている所でセンタースタンド又はメンテナンススタンドを利用し立てる。
2.近所迷惑にならない場所。
3.側溝などに油分・汚泥水が流れて行かない場所。

守って頂きたい事項

1.エンジンを必ずOFFにして下さい。
2.チェーンとスプロケットの間には決して手指等を入れない事(挟まれ防止)。
3.気吹き(エアーブロー)する際は保護メガネ使用の事。
4.溶剤等を使用する場合、皮膚等に異常を感じたらすぐに中止して水洗いし適切な処置を行う事。
5.汚れウエス等はビニール袋を使用し2重にして適正処分の事。
6.火気の近接では行わない。
7.地下室や密閉空間など風通しが悪い所では行わない。

清掃部養生

バイクチェーンの油汚れを拭取るだけなら、ウェス等で拭けば地面&バイク下部が汚れる事は少ないですが、洗浄液・灯油等・溶剤等を使用する場合はそうもいきませんです。

何故って
そりゃー「洗浄液・灯油等・溶剤」を使用しブラシ等で清掃した場合に、地面やバイク下部・タイヤなどに油分が付着して後々すべて拭取って事になりますね。

で養生する部位と方法は下記の感じかな。

養生1

1.床面の養生ロントスプロケットからリヤスプロケット間に大きめのビニールシート若  しくは段ボール等を利用して油分が落ちても流れ出ないように養生。
2.バイク下部の養生1画像の様にチェーンとタイヤの間に差し込み養生します。内容的にはブラシでゴシゴシした場合や洗浄液・灯油等が飛び散らないようにしバイクへの付着防止の為です。
3.チェーン下にウエス等を敷いて、滴れた油分・水分を吸い込まれるよう並べます。

一般的な清掃方法

各部の養生が完了したらチェーン下にオイルパン(バット)等を置きチェーンクリーナーと各種ブラシ等で清掃していきます。

チェーンクリーナって何?

最近のチェーンってのはシールチェーンが多く、これを一般の洗浄スプレー等で清掃しますと、溶剤成分でチェーンのシール部が損傷しチェーン内部のグリス等が流失し最悪破損する場合も有ります。

シール部

上記画像の黒色部がシール部です。

そこで使用するのがチェーンクリーナって物でして、上記の不具合等が置きにくい様になっている専用のチェーンクリーナーです。

各メーカー及びホームセンターなどで販売されていますが、購入時は必ず注意書きを参照し購入下さいね!

以前チェーンディグリーザーも使用していました。使用方法としては簡単なんですが最終的に水洗い出来て大変便利なんですよ。

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ま~調べると沢山有りますね、値段もピンキリで迷いますがこう言った物を購入して下さいね。

初心者の方で何を購入しようか分からず迷っている方は、セット購入をオススメします。
オススメ品は後半にアップしますね!

チェーンを清掃してますと、アレ何所まで掃除したっけなんて事も有りまして下の画像の様にマーキングを入れとくと分かり易くで良いですよ。

チェーンマーキング

 

市販のチェーンクリーナー等を使用し手でタイヤを回しチェーン全体に馴染ませてからブラシ等で清掃していきます。
でついでにリャスプロケも清掃すると良いですよ。

市販のチェーンブラシで清掃が有る程度しやすくなりますよ。

各部(スプロケット含む)の汚れている所を清掃しますが、スプレーしながら行うとよりスムーズに清掃できます。

チェーンブラシって言っても各メーカーから販売されてまして、値段も様々で参考までに。

ブラシ&クリーナー清掃を数回繰り返し綺麗になった処でキレイなウエスでクリナー成分が少なくなる、又はなくなるまで拭取ります。

状態としては下記の様になれば理想的ですね。

清掃後1

 

清掃後の確認は各ローラー等が指感触でスムーズに廻り尚且つタイヤを手で回し点検しながらチェーンの固い所や動きが渋く悪い所が無いか確認します。

局部的に硬い場所が有った場合

手で触ってみてチェーン各コマ(チェーンリンク)部が曲がらない・動かない場合は、チェーン不良と考えられますので、バイク屋さんに見てもらい交換するか処置してもらいましょう。
尚、手で触って少し硬いなかなって程度なら大丈夫ですよ。

清掃の方法は以上ですが、何回か行いますとなれますよ。
頑張って気長に清掃してくださいね。

只、チェーンクリーナーって意外に値段が高いのが難点なんですよ。

後は給油のみです。

給油(グリスUP)

チェーンオイルって何を使えば良いの?

チェーンオイルって種類・メーカーが多く迷いますよね。心情的には価格が高い方が良いチェーンオイルだって思うのですが、それぞれのオイルの機能・成分が異なりやはり迷います。

一般的なツーリングに出かける場合などは、市販されているバイク用チェーンオイルを使用すれば大丈夫ですよ。
最初は何もわからない状態ですので一般的なオイルが良いでしょう。

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チェーンオイルにはウェットタイプとドライタイプが有りますが何方を使っても問題有りません。

ウェットタイプは粗無色透明でドローっとしているのが特徴でスプレーし過ぎますとオイルの飛び散りの原因になりますので注意ですね。

ドライタイプはホワイト色が多くシールチェーンにも最適。走行時のタレ・飛散が少なくいのが特徴。

でオイラが現在使っているのがドライタイプなんですよ。

これを使っている理由はですね、チェーンの汚れ具合を見て黒くなってきたら再び給油するかチェーンの清掃時期の判断材料にし、3~6回給油(スプレー)しますと下記の様になります。

チェーン汚れ具合1

 

チェーンリンク各部が真っ黒くなり砂塵・粉塵等がこびり着きます、そして清掃時期の最終判断は、バイクを手て押してみて重たいなーって感じた時ですね。

チェーン給油実施

チェーン給油1

 

写真撮りの為、ノズル先端をチェーンに近づけていますが実際にはもう少し遠い所からスプレイします。

特にローラーとシール部は均等にスプレーを行い、タイヤを手でゆっくり回しながらスプレーして行きます。

スプレー後は、タイヤを手回しを行い馴染むように何回か回して、スムーズになっている事を確認します。

その後チェーンサイドに付着した余分なオイル(白色)部は、ウエスにチェーンクリーナーを少量付け拭取り仕上げます。

又、タイヤ等・その他に付着した油分・汚れた部位は拭取りキレイにしましょう。

これで一連の清掃は完了ですが、最後に綺麗になったチェーンに不具合が無いか確認し試走行しましょう。

又、試走後は多少オイルが飛び散っている場合が有り特にタイヤ周りはよく確認しましょう。

これで一般的な清掃は終わりです。

以前使っていたチェーンオイルですが何種類かありまして値段が高価な物も有り
特徴を簡単に説明まとめてみました。

CPO(R)

以前カワサキニンジャZX14Rに乗っていた時に使っていたオイルでして、オイル給油方法は100均で販売している化粧品コーナーで販売している注射器を使い1コマ1コマ給油し結構手間がかかりますが良いですよ。
何が良いて、そりゃ給油したら皆さんが評価しているようにタイヤの廻り方が手で回してそりゃー軽く廻り驚い物です。

STPオイルと極圧モリブリテン配合オイルをブレンドして使用していました。当時4台所有しておりチェーンオイル代がかかりまして、これを軽減すべく一時期チェーンオイルを自作し使用していました。利点としてはバイクによっも違うのですが走行距離にして300~500㎞の間で給油してました。古いオイルも簡単に拭き取れますし給油はアトムオイラーで給油してましたのでかなり楽出来良かったです。

只、長距離ツーリング500㎞以上のツーリングになりますと、やはりオイル切れになるのと雨天走行時はオイルが水分に流される場合も有りましたです。

チェーンオイル色々

 

現在使用中の物はラベン製のホワイトドライタイプです。
そして現在特に注視しているのが是です。

これはなお良いですよ、CPOオイルによく似てまして性能も申し分なく、使い勝手・用途も多く凄く便利で良いのですが値段が・・・・

ま、この他にも多数有りますが割愛しましてこの辺で・・・・!(^^)!

オイラ流・清掃方法

オイラの清掃方法なんですが、灯油を使い行っています。

なぜ灯油を使うか?

1.チェーンクリーナーの値段が高く使用本数が多いため費用削減の為。
2.灯油で洗いますと汚れ具合が確認しやすい。
3.油汚れ落としには灯油が最適。
4.清掃後気吹き(エアーブロー)がしやすい。
5.灯油が安価。

1.各部の養生が出来ていないと清掃時灯油の飛散
2.清掃中・後の灯油処理が少し手間がかかる。
3.長時間使い続けるとシール部の破損恐れ有り。

チェーンによる灯油清掃方法に付いて賛否両論が有るのは事実でして、理由としては悪い例に有りますように溶剤等(灯油)によりシール部が溶かされ軟化し損傷する場合も有り得る為です。

基本的な清掃方法は冒頭から参照してくださいね!

1.タイヤをゆっくり手回ししながら灯油を少しづつ塗布馴染ませます。
2.馴染んだら画像に有るようにシール部を痛め無いようにブラシ(刷毛)等で清掃します。
3.清掃中ながら汚れが酷い所は灯油を少量たらしながら清掃。
4.チェーンを1~3回清掃したら綺麗な灯油で洗い流す。
5.上記作業でチェーンが綺麗になったら気吹き等にて灯油を吹き飛ばしその後ウエスにて拭取り。
6.チェーンローラー・シール部に傷等が無い事を確認。

作業はこんな感じです。

一連の清掃が終了したらウエス・クリーナ・エアーブローでチェーンを綺麗に仕上げて行きます。

最終的にはウエスで拭取りながら各リンク部・シール部・ローラーの回り具合を点検していきます。

どうです、随分綺麗になったでしょう!(^^)!

 

清掃後の汚れ具合の確認

汚れ具合

毎回清掃するたびに感じるのですが、結構砂塵が多く付着していますね

汚れ灯油の処分方法ですが、オイラの場合ウエス・使用した段ボールを細切れにし灯油を吸い込ませ、ビニール袋を二重にして漏れないようにして適正処分しています。作業する方は間違っても側溝などに流さないで適正処分下さい。

何所まで綺麗にするかはあなた次第なんですよね
作業時間としては1~2時間位でして慣れると早くなるのと、こまめな清掃を行うと、より短時間で清掃完了しますよ。

ではでは、頑張って気長にキレイ・キレイして下さいね!
くれぐれも手指先がチェーンに挟まれ無い様に注意して下さいませ。

チェーンが綺麗になったのは良いけれど、どうしてもホイル廻りが汚れるのよね。
で、ホイル廻りを綺麗にするのに結構手間暇がかかりオイラが使っているのは下記物。油汚れが簡単に落ちピカピカになりますよ。

ホイル清掃プレクサス

使用方法は至って簡単ホイルにスプレーしますと適度な水滴が付着してフキフキしますと油汚れ部が簡単に落ちまして綺麗なりますよ。

もしプレクサスをスプレー中ディスクブレーキプレートに付着したら必ず洗浄剤スプレー等を使用し脱脂処理下さいね。そうしないとブレーキが利きにくく走行に支障をきす場合も有り特に注意下さい。

結構いい値段しますね、たまたまドン・キホーテの自動車用品売り場にて見たのよ、通販もしくは、ショップで買う値段よりもはるかに安かったもんでついつい4本も買っちゃいました参考までに。

オススメ品・チェーン清掃&給油

初心者にとって「チェーン清掃&給油」品って何を選んだら良いのか、分からず迷いますよね。一番良いのは、バイク仲間に相談しますと、色々情報が聞けて参考になりますよ。

で、オイラなりに大まかにチョイスしてみました参考までに!

ま~各メーカー・この他にも多数ありますね。

 

まとめ

チェーンの種類や清掃方法は人によって様々ですが、綺麗に越したことはないですね。
ツーリングに出かける時、綺麗なバイクで行きたいですもんね。
チェーン清掃って言うけれど結構手間が掛かるのは致し方ない事ですが、乗っている以上何時かは清掃しなければならず、自分楽しんでするのも良し、バイクショップにして貰うのも良しなんですね。

只、ツーリングに行く前は必ず色々な所を点検しましょう。

本事項に関して表現的に間違っている場合も
有りますので、その際はご勘弁を!

整備等は基本自己責任でお願いいたします。

では良きバイクライフを(*^^)v




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